「はとバス」六〇年 昭和、平成の東京を走る (祥伝社新書) [ 中野晴行 ]

昭和、平成の東京を走る 祥伝社新書 中野晴行 祥伝社ハトバス ロクジュウネン ナカノ,ハルユキ 発行年月:2010年07月 ページ数:217p サイズ:新書 ISBN:9784396112080 中野晴行(ナカノハルユキ) 1954年生まれ。

和歌山大学経済学部卒業。

会社員生活を経て編集プロダクションを設立、以後フリー編集者兼ライターとして活躍する。

執筆分野はマンガ、落語、音楽、野球、文化論と多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 二〇一〇年TOKYOの旅/第2章 発車オーライ/第3章 昭和三〇年代を走る/第4章 はとバスガールたち/第5章 東京オリンピック前後/第6章 オイルショックとバブル前夜/第7章 バブル景気に踊って 空襲で焼け野原となった東京に観光バスを走らせるー。

誰も相手にしなかった奇想天外なアイデアは、営団地下鉄の一職員が発想した。

「復興していく東京を全国の人に見てもらおう」。

男の情熱は周囲を動かし、平和の使者「はと」をマークに観光バスは走り始めた。

以後、はとバスのコースは、東京の戦後史を見事に反映していく。

銀座に街灯が灯った日、「夜の観光コース」が登場、吉原の灯が消えると「おいらんショーコース」が人気を博した。

東京タワーができると、はとバスの人気は爆発し、経済成長と共に外国人観光客も押し寄せた。

常に斬新な企画で東京の魅力を伝えつづけてきた、はとバス。

本書は、めまぐるしく変化してきた東京を知る恰好のガイドとなっている。

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